2016-03-10 第190回国会 参議院 法務委員会 第3号
加えまして、警察庁生活安全局少年課が作成した少年非行情勢によれば、社会の耳目を集める凶悪犯罪が発生しているほか、振り込め詐欺の検挙人員が増加、また再犯者率の上昇など、少年非行を取り巻く情勢は引き続き厳しい状況にあるとされておるわけでございます。 したがいまして、少年犯罪に対する対策は引き続き重要であると、そのようには認識をしております。
加えまして、警察庁生活安全局少年課が作成した少年非行情勢によれば、社会の耳目を集める凶悪犯罪が発生しているほか、振り込め詐欺の検挙人員が増加、また再犯者率の上昇など、少年非行を取り巻く情勢は引き続き厳しい状況にあるとされておるわけでございます。 したがいまして、少年犯罪に対する対策は引き続き重要であると、そのようには認識をしております。
私も、警察庁生活安全局さんが出されている少年非行情勢という資料を拝見しているわけですけれども、今おっしゃられた刑法犯につきましては、平成十七年が十二万四千人ほどに対しまして、直近、二十六年は四万八千四百人前後とおっしゃいましたけれども、三分の一強、かなり減少、しかもトレンドとしては、おっしゃったように十一年連続の減少ということで、非常に顕著なトレンドを示しております。
ただいまもございましたとおり、刑法犯少年の検挙人員は十年連続で減少となっておりますけれども、再犯者の占める割合の上昇や非行の低年齢化傾向が続いているなど、少年非行情勢はいまだ厳しい状況にあるというふうに認識をいたしております。
また、再犯者の占める割合が上昇している、あるいは非行の低年齢化というようなことが続いているというような状況にございまして、少年非行情勢につきましてはいまだ大変厳しい状況が続いているというふうに考えておるところでございます。
最近の少年非行情勢につきましては、刑法犯で検挙された少年の検挙人数というのは確かに減少傾向にございます。しかし、少年による重大な凶悪事件が発生しておりまして、予断を許さない状況になっていると認識しております。
本法案に盛り込まれた事項は、かねてから立法的な手当ての必要性が指摘されながら、平成十二年の改正後の少年非行情勢等から改めて積極的な議論の対象となったものと考えておりまして、前回の改正時に残された問題というわけではないんではないかというふうに考えております。
最近の少年非行情勢については、今委員御指摘のとおり、刑法犯、大変厳しいものがございます。具体的に申し上げまして、刑法犯検挙人員の約三割を少年が占めておりますし、人口当たりの検挙人員で見ますと、少年は成人の約六倍と、依然として高い水準にあると承知いたしております。
最近の少年非行情勢につきましては、刑法犯検挙人員の約三割を少年が占めており、人口当たりの検挙人員で見ましても少年は成人の約六倍と依然として高水準にあると承知しております。また、個別の事例で見ましても、少年による社会の耳目を集める重大な事件は後を絶たず、少年の非行の現状に懸念を有しているところであります。
○国務大臣(村田吉隆君) 少年犯罪の状況の分析と予防に向けた取り組みについてお尋ねでございますが、最近の少年非行情勢は、人口当たりの検挙人員で見ますと、少年は成人の約七倍でございまして、戦後最悪の昭和五十年代後半に近い水準で推移しております。また、少年による社会の関心を集める重大な事件も続発しており、依然として厳しい情勢にあるものと認識しております。
警察といたしましては、こうした少年補導員を初めとする少年警察ボランティアの方々に対しまして、警察との合同街頭補導や研修会の実施、また、最近の犯罪情勢や少年非行情勢などの必要な情報を的確に提供するなどして、その活動がより充実するように努めているところでございます。
○政府参考人(伊藤哲朗君) 御指摘のとおり、最近の少年非行情勢は大変深刻な状況にあると言うことができるかと思います。 平成十五年に検挙されました刑法犯少年は約十四万四千人余という状況でございまして、全検挙人員の約四割を占めております。また、ひったくりや路上強盗などの街頭犯罪につきましては三万六千人余という状況でございまして、これは全検挙人員の約七割を占めているという状況にあります。
少年によって引き起こされる特異、重大な事件が社会を震撼させ、反面、犯罪や虐待による少年の被害が増加するなど、少年非行情勢は深刻な状況に陥っています。 少年の健全育成は国民すべての願いであり、私は、少年の非行防止と保護の両面にわたる総合的な対策を一層強力に推進してまいります。 その三は、不法滞在外国人対策の推進であります。
少年によって引き起こされる特異、重大な事件が社会を震撼させ、反面、犯罪や虐待による少年の被害が増加するなど、少年非行情勢は深刻な状況に陥っています。 少年の健全育成は国民すべての願いであり、私は、少年の非行防止と保護の両面にわたる総合的な対策を一層強力に推進してまいります。 その三は、不法滞在外国人対策の推進です。
昨今、少年による凶悪な犯罪が多発するなど、最近の少年非行情勢は厳しい局面が続いており、極めて憂慮すべき状況にあると認識いたしております。 深刻化する少年犯罪に対処するために、与党三党において大変精力的に御議論いただき、間もなく改正案が提出されると承知をいたしております。
特に、昨今の深刻な少年非行情勢に対しまして、現在の第一線の捜査体制は必ずしも十分なものではございません。こうした観点から、過日、警察におきますところの内部の要員の再配置あるいは合理化等によりまして、少年事件特別捜査隊の設置拡充や少年事件指定捜査員制度の導入等を内容とする通達を各都道府県警察に発出いたしまして少年事件捜査力の充実強化を指示したところでございます。
○黒澤政府参考人 最近の少年非行情勢でございますが、質、量ともに大変厳しい情勢であると認識をいたしておるところでございます。
連休中に発生しました二件の十七歳の少年による凶悪な犯罪にも象徴されるとおり、最近の少年非行情勢は厳しい局面が続いており、極めて憂慮すべき状況にあると認識いたしております。 この原因につきましては、先ほども申し上げましたとおり、少年自身の規範意識の希薄化や、家庭、地域社会の少年問題への無関心、少年を取り巻く環境の悪化等の要因が複雑に絡み合っているものと考えているところであります。
累次申し上げておりますとおり、最近の少年非行情勢は極めて憂慮すべき状況にあり、この背景につきましては、少年自身の問題、家庭や地域社会の問題、周囲の環境の問題等が複雑に絡み合っているものと考えております。 また、少年に対する政治の責任についてお尋ねがありました。
○舟本政府参考人 特に少年非行の観点から御説明申し上げたいと存じますけれども、最近の少年非行情勢につきましては、少年が飲酒、喫煙、深夜徘回を初めとします問題行動というのを繰り返すうちに規範意識が低下しまして、それで重大な非行に走るケースが少なくないというようなことから、非行防止を図るためにも、問題行動の段階で適切な対応をとることが極めて重要であるというふうに考えております。
最近の少年非行情勢は、戦後第四の波にありまして、深刻な状況が続いております。警察庁の発表による平成十一年に検挙された刑法犯少年は十四万一千七百二十一人であり、全体としては前年に比べ減少いたしましたものの、強盗等の凶悪犯が増加しているほか、校内暴力事件やいじめに起因する事件の増加、無職少年による非行の増加等の傾向が見られます。
さらに、昨今の少年非行情勢、児童虐待を初めとする青少年を脅かす問題の現状、性や暴力に関する情報がはんらんする社会環境などを見ると、時代の変化に的確に対応し、なお一層の取り組みが必要であることは論をまちません。
青少年を取り巻く状況の変化に応じて随時改正しており、近年では、少年非行情勢の深刻化に対応して「当面特に取り組む課題」として薬物乱用や凶悪・粗暴な非行への対応等四つの項目を掲げ、最優先の取り組み課題に位置づけております。